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子ども農山漁村交流プロジェクトとは 受け入れ方針

西条市での受け入れ方針
西条市グリーン・ツーリズム推進協議会では、児童の受け入れにあたり、「衣」・「食」・「住」に関する知識・体験を重視し、様々な体験活動を通じ、生活力を身につける機会を提供したいと考えています。
現在、生活のあらゆる場面で便利さが追求され、昔から受け継がれてきた生活の知恵や技術が忘れられようとしています。また、都市部での生活により、農業などの生産現場に接する機会も少なくなってきています。「衣」・「食」・「住」は生活の基本であり、小学校において習得すべき重要なテーマであると考えています。
西条市において児童の受け入れを行うことで、様々な自然環境に対応した農林水産業、生活文化を体験し、「衣」・「食」・「住」が地域の自然環境と密接に関係し、人々の知恵と技術により暮らしが成り立つことを知り、体験する機会を提供したいと考えています。西条市グリーン・ツーリズム推進協議会では、地域での小学生の受け入れに当たって、滞在期間中様々な地域での体験を提供するため、さらなる体験メニューの充実を図るための勉強会(受け入れ地域でのワークショップ等)や受け入れ者に対するホスピタリティの向上を図るため、各種研修会等を開催しているところです。
ワークショップの様子

農林漁家民泊の受け入れ方針について
■農林漁家での民泊(ホームステイ)について
西条市では、農林漁家民泊について、あるがままの農業生活体験を基本とするものの、子どもたちの受け入れを行うに当たっての心構えや最低限のルールについて定め、安心して子どもたちを受け入れる『しくみづくり』を行っています。
1軒当たりの子ども受け入れ人数は、子どもたちに十分目が届くとともに、受け入れ農家と子どもの交流が図れるよう、3〜6名程度の少人数での受け入れを行っています。
民泊受け入れ農家の方

■ 農林漁家での民泊の受け入れ方針
◎受け入れ農家の心構え
・普段着の姿と心で出会いとふれあい。
・農林漁家民泊の方々は、優しいだけでなく、子どもが悪いことや危険なことをする時はきちんと叱り、
 良いことをした時や頑張ったときはほめてあげる。
・「第2のお父さん・お母さん、おじいちゃん・おばあちゃん」としての対応。
◎お客さん扱いはしません!!
・レストランや民宿のように上げ膳据え膳でお客さん扱いはしません。
・各農家の方々の畑でとれた野菜や直売所等で購入した野菜を使って、
 いつも農家の方が家で食べている食事を子ども達と共同で調理します。
◎体験いただく農作業、生活体験
・普段の作業そのものを一緒に体験。
・野菜や果樹の収穫体験だけでなく、日々の管理作業や畑の石拾い等の農地整備、
 直売所等への出荷調整、室内での作業等。
・農作業体験等がなければ、近くのお寺や神社などの散策、夏場であれば、昆虫採集など。
・また、体験させるだけでなく、その作業の必要性もお伝えします。
調理体験
調理体験
食事の様子
食事の様子
ごぼう洗い
ごぼう洗い
はざかけ体験
はざかけ体験
柿の袋詰め
柿の袋詰め
梅干し体験
梅干し体験
お風呂掃除
お風呂掃除
入浴の様子
入浴の様子

◎児童の安全管理について
[食事面]子どもたちのアレルギーに関する情報は、事前に学校から情報提供いただき、受け入れ農家の方にお知らせしています。
[健康面]薬等の情報提供、緊急連絡網の整備
「その他・安全管理]保険への加入等。
※詳細につきましては、以下のページをご覧ください。
安全衛生面について

■参考資料
農家民泊受け入れマニュアル(農家編)
農林漁家への民泊に係るガイドライン